科学技術英語表現辞典
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科学技術英語表現辞典

定価: ¥ 13,650
おすすめ度:

発売日: 2005-09
発売元: オーム社
基礎知識の不足あり
そのため、誤訳がみられます。英語以前の問題です。
そもそも、学習、習得、確認という過程や作業では、母国語で習得した知識を、さらに外国語で確認する。という作業の一環として原文購読が存在します。つまり、最初の初歩的知識は翻訳された母国語で学習することが少なくないのです。翻訳された文書は、学生や初心者のために用意されるモノ、といっていいでしょう。
ところが、本書の一部にみられるように、基礎知識を持たない翻訳者が専門分野の技術文献を翻訳した場合、誤訳(間違い)が常識(基礎知識)になってしまいかねません。専門分野を越境してまでの翻訳の仕事は、すべきではないのです。
以上の理由から、この書籍を高く評価することはできません。
特徴ある一冊
正確には星4.5
推薦する理由:
1)各章毎によく使うフレーズに分類されていて調べやすい
1-1) 70章まであり、多くの事例を含んでいる
1-2) 例えば「最大」「除外」「制限」「減少」「間隔」「範囲」
などの章に分かれていて、理系論文では必ず書くトピックが
まとめられている
1-3) 例文がかなり多い(1トピックあたり20-30文くらい)
2)各フレーズの「名詞形」「動詞形」「形容詞形」「副詞形」
のそれぞれの書き方が示されている
(!!ここが最も特徴的で最も優れている点!!)。
2-1) 理系英語ではincreaseなどの動詞を名詞に変えて使ったり、
形容詞や副詞(節にするが)にして、2文を1文にしたいことが多い。
そんな時に非常に参考になった。
(他の辞書や本では、動詞形しか載ってない等、他と大きく異なる)
2-2) 動詞形では、受け身形での使用例も多くあり、自然な形で
能動態と受動態を変換できる(能動態と受動態での書き方の
アイデアを提供してくれる)。
3)各章では、単語や表現の簡単な使い分けの理由が説明されている。
(当然英英辞典で調べるが)英単語のオリジナルの意味の違いを
説明してあるので、英英辞典を引く手間が省ける。
(他の本では、表現のパターンを多く教えてくれることもあるが、
その差まで解説しているのは、意外と少ない)
星が0.5減った理由:
1)学生には高い(13000円) しかし、その価値は十分にある
2)分厚い。しかし、その価値は十分。
例文が決して大きくない字であれだけ載せてあれば仕方がない。
3)索引に、例文の中で使われている単語も含まれる。
例文中の単語(特に名詞)は、あまり索引に入れる必要性を私は感じない。
4)「距離」「角度」などの直接的な数学表現を増やしてほしい。
(その不足分は「知りたいことがすぐわかる 数・式・記号の英語」
by 鵜沼 仁 著 で、60 %くらいは解決するが)
全体的には、かなりの名著である(気分的には星5だが、
これからの期待も込めて)。第2版であるが、第3版と
版を重ねてアップデートしてもらいたい。
2005年に出たばっかりだけど。。
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